精度管理責任者の憂鬱

小さな検査室の日常

小さなラボのG問題

ジメジメした日が続きますね。

夏の風物詩困りもののG問題。

小さなラボも早朝や深夜にお出ましになることがあります。

ほとんどの人がそうであるように、私もGは大の苦手です。

仕事をしていく上で一番の弱点かもしれないです。

 

G対応可能者リストが頭の中にあるくらいです。

(退治:可/不可、処理:可/不可、大:可/不可、中:可/不可

  ・・・小は私も何とかできるのでリストに含まず)

 

臨床検査室では、コンバットを5月のGW前に設置するという年間行事のおかげで

ここ数年確認されておりません。

いやぁコンバット凄いね。

 

これはもう、私の管轄エリアは全てコンバットだな!!と思い、

「Gホイホイ廃止令」を発布したのです。

しかし、パートのクソババア重鎮様がひとこと「嫌です」と。

 

このパート様、細菌一筋1○年のベテラン(ただし業務のみ)

業務(用手法)は他の追随を許さない速さです。

でも、まぁアナログな検査が減ってきているのでパート様は過去の勇者となってきている状態なんですね。

でも、佇まいと威圧感は今も健在。

なので、禁止令も「嫌です。」と言えてしまうのです。まあ、彼女の言い分だと

自分がメインで細菌室を回しているんだからほっといてくれ、という感じなんです。

確かに、検査は彼女がメインと言えばメイン(休み以外毎日同じ業務)、ただ、

私の事務机は、細菌室にあるんですよ。私の仕事、臨床検査メインなのに。

 

というのも、彼女と働くのが嫌ってことで何人も従業員が退職していっているので

言わばお目付け役として、部長が私の事務机の位置を命令として決めたんですね。

(あれ? 私をやめさせようとしてるのかな?)

 

前回、「Gホイホイ廃止令」を出したもののその前にホイホイを大量に買われていたため、在庫は使ってくださいとうことになったのです。

 

しかし、今回。

備品をまとめて購入してくれている部署から、注文品のお届け。

いつもなら、注文したパート様が受け取っているのですが、たまたま居てなくて私に

届けられました。

 

そう、入ってました。Gホイホイ。

 

そもそも、備品購入は上長である私の承認が必要なのですが、なにせベテランさん。

私が来るずっと前から、備品を購入しているので言わば顔パス状態で備品購入部門に

注文を入れている状態でした。

検査している当人が備品(ゴミ袋・キムワイプ等)の在庫を一番管理できるということで

一任していた私も悪いのだけど。

今回のGホイホイで、気が付いたんだけど、フタを開けてみたらさすがに仕事と関係ないものを買ってた形跡はないものの、1日に数件あるかないかの陽性があった時に記入する菌名を手書きするのがめんどくさいのか、そのハンコを作っていました。

オーダーメイド、いくらするんだよ・・・。

 

ってことで、今回からパート様であろうと、私の許可+捺印が無ければ備品の購入不可ということにしました。パート様は納得いってなかったみたいだけど、知らなーい。

 

※ ちなみに「Gホイホイ廃止令」については初耳と言われ、さらに

「どうせ課長の頭の中だけで決めたんじゃないですか」とまで言われましたよ・・・。

他の部下に、「Gホイホイの中身見ないと取れた気がしなくて、コンバットに変えたくない」と言っていたという報告を前回受けてるんですけどね、なんでそんなことを愚痴ったんでしょうね、「Gホイホイ廃止令」聞いてないのであれば。