精度管理責任者の憂鬱

小さな検査室の日常

予算だ!

新型コロナワクチン初回を受けてまいりました。

誰だよ!初回はそんなにしんどくないって言った人!

めちゃくちゃだるいじゃないか・・・(ちなみにファイザー社製)

周りの方々も、初回はほぼ受けている状態でありますが(鬼畜部下ちゃんたちを除く)

初回が辛かったというのは、私の周りでは3人。

それぞれワクチンのメーカーは違うので、検証は出来ていませんが、

もしかしたら初回の副反応が辛い人は、2回目楽なのかもしれないという

淡い期待を持っています。

 

当人たちと話していると、「1回目であんだけ辛かったから2回目で、きっと死ぬよ!」って言われちゃいますが、免疫反応が頑張ってるんだから、

ワクチンの機能からいっても次はすっと終わると思うんですよね。

初回辛かった組の2回目は早い人は9月末なので

どのような結果になるか乞うご期待!!

 

と、今回は下期に突入した予算についてひと悶着なお話。

全然、望んでいなかったのですが、私は知らないうちに管理者という立場で

ございまして検査室の予算を上層部に提出しなければなりません。

安かろう悪かろうな器材を買いまくってた前任者の呪いで、

次々機器が壊れております。

予算を取ったものの、予算外の出費が次々と出てしまうこともあって、

ペンディングになっている機器もちらほらあったりします。

 

検査室内で言うとプリンター。

今は白黒で1枚ずつしか印刷できない半分壊れてるようなプリンターを使用して

2年目突入です。

課員には、他部署でカラー印刷してもらったり、一枚ずつちまちまと印刷してもらったりしてますが、次回には買うから!ってことで、納得してもらっています。

「たまにしか印刷しないんで、大丈夫です!」

(と言いながら、自宅で印刷してきてるっぽい・・・泣ける)

今回の予算取りで、引き続きプリンターと提出したところ・・・

 

取締役、激おこ。

 

まあ、怒るのもごもっともで「必要ならさっさと買え、(引き延ばせるほど)

必要ないなら予算から除外しろ」とのこと。

 

分かるよ、分かるけども、なんでそんなにキレてるの??

話は波及して、私の人格否定になっていったよ。

1. 午前中に社内に居ない管理者は意味がない。

 (そもそも、シフト制で動いている部門なのでそれを言われても)

2. 午前中に居ないから、部門間のやり取りがうまくいかない。

 (ん?? 検査室は一番他部門間でコミュニケーション取ってると思う)

3. 検査室内のコミュニケーションが上手く行ってると思ってるのはお前だけ。

 (プリンター問題を放置出来るのは部下を思いやっていない証拠らしい)

 

え?取締役どうしたの??

(結構マジで心配)

 

午後勤オンリーにしたらいいと言ったのは取締役だし、午前中に私が居ないのは社内みんな知ってるから、午後からしか会議とか打ち合わせないし、検査内のコミュニケーションだけは、ちょっと人の気持ちだから分からないけど、プリンターについては全員の「大丈夫です!」を聞いているんだけど(それさえも、私が圧力をかけて言わせてると言われたらそれまでだよね・・・)

 

まず、私、「お前呼びが苦手。怖い。」取締役の年代じゃあるあるかもしれないけど、

圧力が半端ない。管理者としての自覚がないと言われても、その内容が一度も聞いてない内容だったり、今まで注意されていない内容だったりで、ピンと来ない。

 

戻ってきてから同じ様式で提出してて、運用状態で購入時期が変わる項目を購入時期未定で受け取ってもらってたから、急に「こんな半端な予算があるか!!」と

怒鳴られても何が半端か分からないし、予算出すのは3回目だけど、

そもそも様式も指定はないし、どんなものか誰も教えてくれていない。

(前任者からの引き継ぎの必要ないといったのも取締役なんだけど)

 

とりあえず、怒鳴られっぱなしで終わる。

「お前の存在価値が分からん。」まで言われたけど、それって人生の壮大なテーマについて言ってる?っていうくらい何を持って仰っているのか分からない。

 

昼から勤務してることについて言ってるなら、そもそも検査室の運用を考えないといけないし、検査室内ならwin-winなんだけどね。部下君たちは朝から勤務希望だし。

 

はっ!

これがブラック企業あるあるってやつ??

 

確かに他の部署で、課長職で朝の9時から来て私の帰る21時もさらに超えて、

終電ダッシュしてるときでもまだ残っている人もいる。

 

残業してる人=頑張ってる(ただし上司の好き嫌いによる)の構図が

成り立っているので残業まったくしない人は、価値がないということになります。

 

いや、あのね。

残業しなくてよくなったのは、最初の2年間この小さくて古めかしい古風なやり方を

少しずつ部門間でコミュニケーション取りながら変えてきた結果であって、

サボってるとかではないんですよ。むしろ検査室の質は今の方が全然上なんですよ。

 

と、反論したところで聞いてくれるわけもなく。

 

大手の出向先から戻ってきて、小さなラボの惨状にひーひー言いながら

終電ダッシュをしてたころ、

社長から

「大変な状況からの立て直しになってしまってるみたい、ごめんなさいね。」と

声かけられましてね、

「大丈夫です。今頑張れば来年以降、少しは楽出来るようになるので」

と返事したら・・・

 

「は?!楽がしたいの?そういう考え方はダメじゃない?(怒)」

とキレられました。

え?一生しんどい思いをさせたいの?社員に??

って違和感があったことがあったけど、あれが小さなラボの社風だったのね。

 

こまったなぁ。