精度管理責任者の憂鬱

小さな検査室の日常

おはようございます。新人のへなちゃんです。

ああ、懐かしいな。

とは言ってもたかが2年前(笑)

あのころは何も知らなかった。

 

それでは本日も、語りますよ。

 

本社に戻った初日。

私服で、社員証の写真を撮られる(予告なし)

え?聞いてないし、せめて制服着てから撮ってくれ・・・。まあ、来年はちゃんと身だしなみを整えて撮ってもらえばいいか、

とか思ってたら、これずっと使い続けるそう・・・。おいマジか。

 

そう、こうゆう管理部・・・こういった説明を一切しない風潮。

この風潮に、どれほど手を焼くかこのころは思いもしなかった。

個人的な問題かと。

 

10年ぶりの会社、知ってる顔もちらほら残っててホッとすると同時に

10年前の私は、今よりもっととんがってたし「私に何か文句が?」とか

普通に言ってたような気もする。出向先で伸びきった鼻っ柱叩き折られたので

多少丸くなったので、今はそんなことはないと思うけど。

 

一通り、他部署に挨拶をして回ったけど概ね歓迎ムード。

「やっと帰って来てくれた」みたいな反応で、「え?どうゆうこと?」

ってなったけど。

この時点で、まだ私の上司である精度管理責任者も居てる状態であるので

「やっと・・・」はオカシイような。

 

検査室に戻るなり、怒涛のルーチン説明が始まる。

上司が自分が手を動かしながら、やっている行動を説明していく感じ。

私のダメなところでもあるが、私は話を聞いてる時メモを取らない。

昔からそうなのだけど、メモを取ってる間、話が頭に入らないからだ。

 

一日の仕事を、ずーっとついて回るだけの初日。

だけど

これで、臨床の引継ぎが完了していた。

うそやん・・・

 

「じゃ、あと分からんことがあったら聞いてくれたらいいし」

 

前述で言ってますが、私、出向先で同じ業務を10年間やってただけ

(しかもここにはない項目)そのマシンも、このマシンも、初めて見るんだけど。

 

でも、これは出向先で経験済。

聞いたことを元に、とりあえず触ってみることで覚えます。

(この上司はそれがとても嫌いらしいが、そんなことは関係ない)

 

ここで、この小さい検査室のメンバー紹介。

① 現精度管理責任者 : 元上司。出向戻り組。私のピロリ菌。

② 管理者      : 元同僚(らしい)。別部署からいきなり配属。

③ 新人社員     : 私の3カ月前に入社。なぜか免許なしで検査室配属。

④ パート社員    : 細菌室担当。年数長い。

⑤ パート社員    : 事務方。元社員で検査経験あり。

 

今まで、教える側はずっとやってきたけど教えられるって新鮮。

社内の研修ってほとんど経験ないです。

ひとり立ちが早すぎませんか?っていっつも思うんだけど。