精度管理責任者の憂鬱

小さな検査室の日常

ワクチンを打とう!

ここ小さなラボでは、ワクチン接種は自己責任という形で特に強制もせず、

「受けたい人はどうぞ。有給使っていいですよ。」というスタンスに

決定したみたいです。

 

社内外どちらからも、「職域接種じゃないの?」と聞かれますが

そんなに甘くはありません。さすが小さなラボ。

 

臨床検査技師も訓練さえ受ければワクチンの打ち手になれますって

国?医師会??から打診があったときは、

社長から「ちょっと訓練行ってきてくれる?」とか

言われたら、どうしよう・・・と思っていました。

(ちょっとワクワクもしてたのは内緒)

 

結果、そんなこともなく、小さなラボらしく

「すべては自己責任」での接種となりましたが、順調に検査室の人たちも

上から順にワクチンを打っていってくれています。

私も予約は取りました。

部下たちは、「課長の様子を見てから決めたい」と、

え?私、実験動物と同じ扱い??

というような発言を可愛い笑顔で言ってくれています。

 

私の人となりを知っている人は、「受けない」という選択をするだろうなと

思っていたらしく、予約を取ったというと驚かれます。

確かにね、ワクチンに副反応というリスクはあります。

 

ただ、それ以上にウイルスに罹患すると起こりうる後遺症の方が怖い。

 

もともと肺活量が、ご老人な私にとって肺が犯される・・・

しかも一生元に戻らないかもしれないなんて、

常に酸素パックを持っている未来が容易に想像できます。

若い人なら、心筋炎になるリスクもあります。

 

私もこうゆう情報が集まってくるまでは「受けない」一択だったのですが、

知れば知るほど、コロナウイルスに私の免疫が打ち勝つだけじゃダメって

気が付いたのです。

 

で、自分が受けるって決めてからは、

同じように「受けない」一択だった部下たちに

ワクチンのポジティブキャンペーンを開始しました。

 

結果、「どちらかと言えば、受けたくない」の右腕君も

シフトに余裕が出来たタイミングで受けますと言ってくれて、

出来過ぎ新人君は上記のサイコパス発言で、

私さえ元気に出社すれば受けるということになっています。

 

ま、自己責任なんだけどね。